ご自宅でできる美髪のためのヘアケア法を紹介いたします。
美髪のためには適切なサロン選びとその定期的な利用が大事ですが、日々のご自宅のケアもすごく大切です。すぐに取り入れていきましょう。
①基本はブラッシング
髪が綺麗な人が日々習慣にしていることで、一番の基本中の基本はブラッシングです。このブラッシング、やり方を間違ってしまうとかえって髪を傷ませてしまったりしてしまいます。髪が傷みやすいブラッシングの特徴は、髪の根元からブラッシングをしてしまうことです。
もつれた髪を根元からいきなり無理に梳かそうとすると髪に負担を与えてしまい、切れ毛や枝毛の原因になってしまいます。まずは絡まった毛先からほぐしていきましょう。頭皮にブラシをあてる時は、力を入れすぎないように優しくブラッシングしてあげてください。
また、髪のキューティクルを壊さないように、髪の毛の流れにそって梳かしていきます。正しく丁寧なブラッシングは、髪をサラサラでツヤのある健康な状態に導いてくれます。
②シャンプーについて
美しい髪は、正しいヘアケアから始まります。その中でもとても大切な、正しいシャンプーの手順についてを紹介します。。
①ぬるま湯で、余洗い。髪の毛についた汚れを落とす。
②シャンプーを手にとり泡立ててから、地肌を洗う。
③残った泡を髪の根元から毛先に向かって滑らせる。
④ぬるま湯で、シャンプーを洗い流す。
⑤毛先を中心にトリートメントをつける。
⑥必要時間おき、洗い流す。
これが正しいシャンプーの手順です。ここで一番需要なのが、余洗い。シャンプーを使う前に、丁寧にぬるま湯で髪を洗うことで大半の汚れを落とすことができます。
「シャンプーをたくさん使えば良いんじゃない?」
確かにシャンプーをたくさん使えば汚れもよく落ちるかもしれません。でもそのため多くの洗浄成分によるダメージが起こったりします。シャンプーの使用量は増やすことを考えないほうが、髪にとっては良いのです。使用量を減らし洗浄成分によるダメージから髪を守っていきましょう。なのでまず大切なのは余洗いです。忘れないでくださいね♪
③シャンプー選びのポイント
もう一つ大事なのが、その際に使用するシャンプーについてです。シャンプーもたくさんあり、どれが自分の髪にい合うのかわからない、そんなことってありますよね。シャンプーを選ぶポイントは大きく分けて
・髪質
・髪の状態
・お悩み
この3つに分けられます。この中で何を優先するかで選ぶものが変わってくるものですが、実際に使ってみないと合うかどうかわからないのが苦しいところです。ですので、あなたのことを理解してくれている担当の美容師さんに相談するのが一番だと思います。
ただ、ここで例外が無い、「お悩み」に共通していることがあります。年齢を重ねてくると
「最近髪が良く抜ける・・・」
「細くなった・・・」
などの、髪の衰えに対してのお悩みが、ほぼ間違いなく出て来るものす。髪の衰えというのは、最も健康な状態の20代前半をピークに徐々に始まっていきます。実感したときからケアを始めていくのは、実は少し遅いくらいなんです。ですので、その対策はその時から始める。早ければ早いほど良い、そのように考えています。
そのケアの方法は
・毎日のシャンプー&トリートメントを対策専用のものを使う
・専用の貴女の毛化粧水などを使う
これが効果的です。
こちらもあなたのことを理解してくれる美容師さんにきいてみるのが良いと思います。
早くから「髪育」していくことは、美しい美髪の為にはすごく重要です。毎日のシャンプーなどはすごく簡単で効果的な対策です。
今すぐ髪育始めていきましょう!
③お風呂上がりのタオルドライとドライヤーの使い方
お風呂からあがってすぐドライヤーをかけたり半乾きのまま放置したりしていませんか?
もし、それが習慣化しているのなら見直しのチャンスです。正しいドライヤーの使い方をお伝えします。
【清潔なタオルで地肌の水分を吸い取るイメージでタオルドライ】
ここで気を付けたいのは、ごしごしこすりすぎないことです。髪の毛もキシキシこすり合わせてしまうと、ダメージになってしまいます。トントンとタオルで抑えるような感覚で水分をふき取っていきましょう。
【髪の中間から毛先を中心に、アウトバストリートメントをつける】
髪は毛先のほうがパサつきなど、ダメージを起こしやすいものです。根元からつけていく必要はありません。使用するトリートメントも、髪質に合ったものを選び、季節によって数種類を使い分けるとより効果的です。
【ドライヤーで根元に風をあてるように乾かす】
根元が濡れていると、いつまでたっても乾ききりません。毛先のほうが先に乾いてしまい、毛先にドライヤーの熱を余計に与えてしまいます。根元をしっかり乾かすうちに毛先も自然に乾いていくので、ドライヤーの仕様い時間も短縮になり、負担も減るんです。
特に髪の量が多くて乾きにくい襟足から乾かしていきましょう。
このように、タオルドライをしっかりと行うことでドライヤーの時間が劇的に短縮。熱にさらされる時間が大幅に減るので、ダメージのリスクもぐんと減少します。シャンプーと同じようにドライヤーも毎日かけるので、正しく使うことは髪を綺麗に保つためにとても大切です。
④洗い流さないトリートメントの選び方
しっかりと髪を保湿し、バスタイムでのシャンプー・トリートメントの効果を保ち、ドライヤーの熱から髪を守ります。洗い流さないトリートメントには様々なタイプがあります。
乳液タイプのエマルジョン
ミストタイプ
クリームタイプ
水溶性のゲル状のもの
ここ最近のお馴染みなのがオイルタイプ。
毎日つかうものだから、こだわって選びたいですよね。髪質やお悩みによって、合うものは人それぞれ違うものです。そして季節によっては、湿度の違いや、紫外線の量などで、髪に対する悩みも変わってきますし、そのケアのやり方も変わってきます。
まずは髪質に合うものを選ぶのももちろんですが、その季節ごとに応じていくつかのものを使い分けることが効果的ですよ。
⑤健康な地肌ケア
美しく綺麗な髪は、健やかな地肌の状態があってこそ育ちます。頭皮スキャルプケアは、髪を綺麗に維持していくためにも欠かせないことです。皮脂やほこりなどをしっかり落とし。頭皮を健康な状態にリセットすることが大切です。
頭皮は年を重ねていくと共に、固くなっていくんです。そうなると、髪に栄養が届きにくくなり、ハリコシがなくなっていきます。髪が細くなっていくので、ツヤがなくなっていったり、パサつきやすくなります。
その予防が頭皮ケア
簡単なのが、頭皮を動かしてあげるようにマッサージして血行よくしてあげることです。入浴時は特に血行も良い時なので効果的です。お風呂上がりと朝には、頭皮用のローションなどを使いさらにほぐしていくとより効果があります。シャンプーやトリートメントも、頭皮用のものを使用しても良いですよ。美容室ではヘッドスパなどのメニューがお勧めです。
⑥綺麗な髪は、髪に良い食事から
どんなに高級なシャンプーやヘアケア剤を使っても、それは外側からのケアにしかなりません。本当の綺麗な髪は、身体の内側からアプローチする必要です。バランスのいい食事をとって、髪に十分な栄養が届くようにしましょう。
綺麗な髪に重要な栄養素についてお話していきます。
【良質なたんぱく質】
髪の90%以上がたんぱく質で作られています。これから髪を綺麗にしたい人や、ロングにしたい人は、良質なたんぱく質をきちんと摂ることが、綺麗な伸ばし方のポイントです。お肉(赤身)や青魚、卵、乳製品、大豆などバランスよく食べるようにしましょう。
ダイエットなどでたんぱく質が不足していると、髪を作る栄養が足りず、パサパサでボロボロの髪になってしまいます。特に夜は髪の成長にたんぱく質を多く使いますので、夕食は抜いたりせずにたんぱく質中心のおかずにしましょう。
【髪を綺麗にするビタミン類】
髪に必要なアミノ酸を届けてくれる働きをするビタミンC
頭皮の新陳代謝をサポートしてくれるビタミンB
血液循環をよくするビタミンE
これらをバランスよく摂取することが髪の綺麗な伸ばし方です。ビタミン類は、アンチエイジングや美肌にも効果のあるので、積極的に取り入れることがおすすめです。
【亜鉛】
摂取したたんぱく質を髪の毛に生成するために必要なのが亜鉛です。せっかくたんぱく質を多く摂っても亜鉛が不足していると髪は成長しません。
また、亜鉛は抜け毛の原因になる酵素を抑制する働きもあります。白髪の予防や髪がやせていくのを防ぎ、健康的なサラサラの髪を作り出します。食材では牡蠣や豚レバーに多く含まれています。
⑦髪が健康なのは、体が健康な証
人間の体は、命に関わる大事な部分から栄養を使っていきます。体の健康を優先すると、頭皮や髪は後回しにされてしまいます。すると髪の毛を作る細胞が栄養失調の状態になり、細くて弱い髪の毛しか作れなくなってしまいます。
ですので、髪が綺麗な状態は、体が健康であるということにもなります。髪を綺麗にしたいというとき、髪のケアを意識しますよね。それだけでも、綺麗にはなっていきますが、髪だけではなく体の健康のケアもとても大切なんです。
ダイエットで極端な食事制限などをすると、髪にも影響がでてしまいます。特定なものだけを食べるダイエットや断食などは、髪に十分な栄養が行き渡らなくなってしまいますので、髪が細く弱弱しくなってしまいます。
それは体も弱っているということです。髪の状態が体の状態をあらわしています。ヘアケアと生活習慣、どちらも大切です。















