生菓子、半生菓子、乾きものと、どれも上品でおいしいです。
これからの季節は水羊羹ですね。甘さおさえめでみずみずしい絶品です。
半生菓子は化粧箱に詰めて、地元の新年会のお土産などによく使わせて頂きます。
また、伝法院はじめ各所でお茶会があると、ご主人はお菓子を届けるのに忙しそうにされています。
さて、そのご主人高島薫さんは私の出た白鷗高校のだいぶ上の先輩です。
昨年、高校の同級生女子(?)三人に私が浅草案内をした時に、お土産に和菓子でもと
千茶さんに連れて行ったら、お茶会か何かで余った菓子を、どうせとっておけないからと
食べさせてくださいました。 先輩との縁と、お菓子のおいしさとにみんな感激しておりました。
ところで、私は日頃「カオルさん」「カオルさん」と、高島さんをとても
頼りにしております。
私が雷門柳小路の通り会長を、長老から引き継いでもう10年近くになるでしょうか、
微力ながら通りの皆さんのお役にたてればとやっているわけですが、
些細なことでも何やかやと問題が起こるたびに
「カオルさんちょっといいですか…」と千茶さんを訪ねます。
良識ある年長者というのはありがたいものです。
カオルさん、これからもよろしくおねがいします。
Yoshihisa Eisha