夏休みの家族旅行で小豆島へ行きました。中学生の時、家族で行って以来です。
エリカの創業者は私の祖母の永車梅野ですが祖母の旧姓は小林で
祖父の永車正平と結婚しました。その祖父の故郷が小豆島です。
そんなわけで、またいつか行きたいとずっと思っていた場所です。
レンタカーで島めぐりをしたのですが、その途中、
常盤堂の雷おこしの菓子折りを持って親戚2件に挨拶に寄りました。
場所を知っているわけでは無いので、カーナビに住所を入れて向かいました。
先ず1件目…この辺だなあと車を止め、近所を歩いて探すとありました…「永車」の表札。
はるばるやってきた瀬戸内の島で、自分と同じ姓の表札を見つけて嬉しくなりました。
留守だったので、菓子折りとメモ書きを置いてきました。
2件目は黒島さんと言って永車からお嫁に行った先のおうちで、中学時代家族で一晩お世話になった事があります。
着いてみるとなんとなく覚えがあります。平屋の大きなおうちで、隣は会社の事務所になっています。
事務所に永車から嫁いだ奥さんがいらして挨拶できました。
聞くとご主人は香川県議会議長の職務で忙しく、今はちょうど東京との事。
再会を約して失礼しました。
祖父正平のそのまた祖父が小豆島で村長をしたり醤油工場を興したりと島の地域振興に尽力した人だそうです。
子孫にその志を受け継ぐものはいなかったようですが、子孫がお嫁に行った先の黒島さんが議員として活躍しています。
黒島のおじさんには、うどん県のためそして小豆島のため、こらからもがんばってほしいです。
さて、最終日。午後のフェリーで島を出るので、午前中はホテルのプールでのんびり過ごしていると
昨日行って留守だった永車のおばさんから携帯に電話がありました。
場所を伝えると今からそっちに行くとの事。
待っていると、大きな紙袋にオリーブ園のお土産物をごっそり抱えてやってきました。
私が訪ねて行ったことをとても喜んでくれていて、みんなでお茶(私はビール)をし、お互いの携帯で写真を撮り、
とても心温まる時間を過ごしました。
家族旅行で訪れたのですが、心のどこかで帰ってきたと思っている自分がいるような不思議な気持ちに包まれた旅でした。
次に帰るのはいつでしょうか…。そんなに遠い日ではない気がします。
Yoshihisa Eisha